1966-04-20 第51回国会 参議院 決算委員会 第13号
公取には、独禁法によって認可や届け出の仕事のような行政的な側面と、違反事件審査という司法的な側面とがあって、特に後者、司法的な問題、これが公取の重大な責任と特殊権限だろうと思うのです。ところが、この準司法機関である公取が、総理府の外局であるという組織上の問題ともからんで、現実に行政府の圧力を受けやすく、その執行にゆがみを生ぜしめているのではなかろうか。
公取には、独禁法によって認可や届け出の仕事のような行政的な側面と、違反事件審査という司法的な側面とがあって、特に後者、司法的な問題、これが公取の重大な責任と特殊権限だろうと思うのです。ところが、この準司法機関である公取が、総理府の外局であるという組織上の問題ともからんで、現実に行政府の圧力を受けやすく、その執行にゆがみを生ぜしめているのではなかろうか。
その他委員会の特殊権限、事務職員の任命、委員会の経費、調査の結果報告等につきましては、従来の考査委員会とほとんど同様でありますので、説明を省略いたします。 以上簡單でありますが、本決議案の趣旨を御説明申し上げた次第であります。何とぞ諸君の御賛成をお願いいたします。(拍手)
この持株整理委員会の持つ特殊権限から見て、また集中排除法の性質から見て、私たちの考えでは、指令案の調査等についていろいろ意見を述べたり、調査の不十分な点、食い違い等について説明を求めることは、はなはだけつこうだと思いますが、指令案自身が正当を欠くとか、そういうことについてのわれわれの意見の表明ということは、法律の精神に多少反するのではないかと私は思つております。
しかも、その中間機関を限定し、彼らの特殊権限を與え、すなわち独占権を與えておるのであります。 まず、主食であるべき米は、農民から一石千七百円で買い上げ、消費者には二千二百円、その差、実に一石について五百円、麦は農民から一俵三百四十六円、消費者には一俵五百九十一円、その差、実に一俵について二百五十円、驚かざるを得ないのであります。